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李がA代表デビューもシュートは打てず…

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[1.9 アジア杯B組 日本1-1ヨルダン カタールスポーツクラブ]

 日本代表FW李忠成(広島)がA代表デビューを果たした。後半開始からFW前田遼一に代わって1トップに入ると、前線を精力的に駆け回った。

 「監督には『裏に抜けろ』と言われて出された。自分の良さは裏にも行けるし、足元でもらってドリブルでも仕掛けられるところだと思うので、自分が裏に抜けることで2シャドーの(本田)圭佑と(香川)真司がドリブルで持ち運ぶスペースが広くなったことはよかった」

 スペースを突く動き、スペースをつくる動きでヨルダン守備陣をかく乱したが、決定機をつくるまでには至らず。1-1に追い付いたあとの後半49分にはMF遠藤保仁のロングフィードをDF吉田麻也が頭で落とし、ゴール前の李にボールが渡ったが、コントロールが上手くいかず、シュートを打ち切れなかった。

 「今日はクロスの精度、最後の詰めが合わなかった。僕らは絶対にできると信じてやっていけば、必ず詰めの部分のクオリティーが上がってくると思うので、自分たちを信じてやっていけば優勝できると信じている」。45分間のプレーでシュートはゼロ。デビュー戦は消化不良感も残ったが、この経験を次に生かさない手はない。

(取材・文 西山紘平)

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