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[選手権]猛追及ばずも笑顔の準V!久御山先発11選手コメント

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[1.10 全国高校選手権決勝 久御山3-5滝川二 国立]

 第89回全国高校サッカー選手権は10日、東京・国立競技場で決勝を行い、ともに初優勝を目指す久御山(京都)と滝川二(兵庫)が激突。滝川二がFW浜口孝太主将とFW樋口寛規がそれぞれ2得点を挙げるなど5-3で勝ち、初優勝した。久御山は京都府勢にとって43年ぶりとなる日本一は果たせなかったが、準優勝を喜んでいた。

以下、久御山決勝先発11選手コメント
●1 GK絹傘新(3年)
「(出場停止の塚本)健介のためにも絶対勝ちたかった。悔しいです。3-4になって行けると思ったけど、5点目が・・・。(山本)大地も最後までやろうと言ってくれたけど、悔しい」

●3 DF松下千馬(3年)
「前半、ディフェンスラインが下がってしまって中盤と間ができて、そこで拾われて全部攻撃されてしまった。(3点リードされたが)最後まであきらめずにいこう、みんなと頑張ろうと言っていたことは出せた」

●6 MF二上浩一(2年)
「(優秀選手受賞も)まだまだ全然いいプレーできていない。もっと練習して次はみんなに納得される形で選ばれるようにしたい」

●10 FW坂本樹是(3年)
「最高の仲間と一生の思い出ができました。3点やられたときも僕たちは『笑顔笑顔』と声を掛け合って笑顔でいれたことが1点差まで追いつけたんだと思います。最高の仲間とサッカーができて幸せでした」

●11 FW安川集治(3年)
「僕らの技術やったらできると。(追撃ゴールは)まずDFかわすことを考えて、あとコースを狙ったら上手く入ってくれた」

●13 DF山本大地(3年)
「3失点したけど、みんなに『笑顔でいこうぜ』と言いつづけてました。最後までしっかりいこうぜと自分は言っていました。相手のFWを警戒していたし来るというのはわかっていたけど点を許してしまった」

●14 MF足立拓眞(3年)
「あそこまで追い上げられたのは気持ちっていう部分が出たと思います。3点差でも諦めなかったし、自分たちのスタイルを貫けた。ここまで5試合やってきて、相手がプレスにきたり怖かったけど、つなげて良かった。この大会ではサッカーの楽しさと諦めないっていうことを学びました。これで僕たちのスタイルを全国に知らしめることもできたと思います。3年間充実して過ごすことができました」

●19 DF東松孝治(1年)
「後半、中盤に上がってドリブルで仕掛けてチャンスつくれた。今年はすごくいい経験をさせてもらった。来年は自分がここに連れてこれるように頑張る」

●20 FW鍋野光希(3年)
「うれしいです。準優勝でもうれしい。国立はあんなに観客がいて興奮しました。自分は立命館大学にいくけど、まだサッカーをやるかは決めてない。でも一番上を見れてないんでね。もしかしたらまだやるかもしれないです」

●22 DF山田修市(3年)
「前半チャンスで決め切れなかった。でも自分たちのサッカーを貫けたのはよかった」

●23 MF林祥太(1年)
「立ち上がりいけるかなと思って前半のうちに点を取りたいと思った。相手のシュートもポストに当たってついてるなと思った。後半は風下でやりやすかったけど、失点してしまった。1点を返して、みんなの顔を見たらまだまだいけるなと思った。久御山に入ってから『前を向く意識』というのがかなりついたと思う」

(取材・文 吉田太郎、片岡涼)
【特設】高校選手権2010

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