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HTには香川が古巣へ挨拶「温かく迎えてくれてうれしいです」

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[3.2 ACL GL第1節 C大阪2-1アレマ・インドネシア 長居]

 第五中足骨骨折のため日本でリハビリをしているドルトムントの日本代表MF香川真司が2日、大阪長居スタジアムで行われたセレッソ大阪とアレマ・インドネシア(インドネシア)の試合を訪れ、ハーフタイムに古巣サポーターの前で挨拶した。

「去年は僕が移籍してから、すごい調子が良かったので悔しいですけど(C大阪のACL出場が)嬉しいです」とC大阪のACL初出場を改めて喜び、「温かく迎えてくれて嬉しいです」と巻き起こる香川コールに笑顔を見せ、感謝を口にした。

 この日は2011ACLオフィシャルスポンサーのヤンマー株式会社のCMに起用されたことへの挨拶と、平松邦夫大阪市長に自らが発案した「SHINJIシート」を寄付するために訪れた。これは香川自らが提案し、ホーム開幕戦となる12日の柏戦からキンチョウスタジアムまたは長居スタジアムのメインスタンドに毎試合100席の「SHINJIシート」を設置するというもの。「お世話になったクラブに、こういう形で感謝の気持ちを表せてうれしいです」と実現を喜んだ。

 1月に行われたアジア杯で右足第五中足骨骨折のケガを負い、決勝を前に無念の帰国。まだリハビリの日々が続いている。香川はサポーターの前で状況を報告。「今はまずケガを治して、ドルトムントで優勝を勝ち取って頑張りたい。これからも応援してください」と早期復帰を誓っていた。

(文 片岡涼)

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