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[Y☆voice69]日本高校選抜DF藤本貴士(大津)「選手権に行けたことは非常に大きな財産」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第69回(11年日本高校選抜編第3回)は大津高の主将として全国高校選手権に出場したDF藤本貴士選手です。
 2年生だった09年にU-17日本代表候補に選出されるなど注目を集めた九州屈指のCBは、ポジショニングの良さと空中戦の強さが武器。また高校選抜では右SBとしてダイナミックなオーバーラップも披露しているDFは強豪・大津で過ごした高校3年間をどのように過ごしてきたのか、また大学1年目の目標とは?(取材日:3月6日)

―日本高校選抜としてフル出場したヤングサッカーフェスティバル(対静岡県高校選抜)を振り返って
「きょうはこの前のゼロックス(U-18Jリーグ選抜に1-2)で負けていると言うことで、前日のエスパルスとの練習試合でもそうだったんですけど、勝ちにこだわるということでやっていました。だから最初から勝つことを意識してやっていまし、勝ちきったことは良かったと思います」

―結果3-2で勝利。自分自身のプレーについては
「最初はそんなに悪いところもなくて良かったと思うんですけど、後半は運動量が落ちて失点したりだとか、そういう悪い部分が見えたので、それは課題として次に活かしたいと思います」

―大津という強豪チームで過ごした高校3年間を振り返って
「強豪と言われながら自分たちの代は勝てなくて苦しかったんですけど、選手権に行けたのは非常に大きな財産です。あと、やっぱりサッカーだけではなくて人間的にも高校の3年間でとても大きくなれたんじゃないかと思いますし、(大津で過ごした3年間は)すごく良かったと思います」

―本来はCBで今回の高校選抜ではSB。大学1年目の目標は?
「自分は関東で大学サッカーをやるんですけど、(生き残るためには)厳しい争いになると思う。ボクは法政に行くんですけど今2部に落ちてしまったんで、まずは1年で1部に復活すること。自分自身としてもチームの勝利に貢献できるようにしていきたいと思います」

―現在目標としている選手は?
「大津高校の先輩で谷口彰悟選手(筑波大、全日本大学選抜)です。高校の時はボランチでやっていたけれど、今はセンターバックでやっている。しっかりといいところ見て、自分も頑張っていきたいと思います」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」

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