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[Y☆voice76]日本高校選抜DF中村宏輝(立正大淞南)「淞南に入ってから劇的に変わることができた」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第76回(11年日本高校選抜編第10回)はFW中村宏輝選手(立正大淞南高)です。
 中学時代は選抜チームなどに入ったことの無かった無名のサイドバックが、守備能力の高さなどを生かして高校3年間でブレイク。高校選手権では立正大淞南にとって初の全国4強進出に貢献し、高校選抜入りも果たしました。中村選手にとっての高校3年間、そして進学するびわこスポーツ成蹊大学での目標とは?(取材日:3月6日)

―高校3年間を振り返って
「自分は正直なところ中学校の時に選抜とか1回も入ったことなくて、淞南に入ってから劇的に変わることができた、と思っています」

―劇的に変わることのできた高校3年間。今、自分自身のどの部分が評価されたと感じている?
「高校選抜の21人に入ったことはかなり自分でもビックリしています。ヤングサッカーフェスティバルのパンフレットにも書いてあったんですけど、安定感とかそういうところが認められているのかなと思います。自分ではよく分からないですけど」

―進学するびわこスポーツ成蹊大での目標は?
「1年目から出場機会を狙っていきたいですし、とにかくチームに貢献できるように。そして淞南にも恩返しできるように。左サイドバックなんで運動量、そして守備でも攻撃でもチームに貢献できるようにやっていきたい」

―自分自身の将来像は?
「チームを救えるようなプレーヤーになっていきたいです。常に中心的な存在になりたい。自分はサイドバックなんで目立ちにくいポジションですけど、それも関係なく目立てるように。力をつけていきたい」

―最後に高校選抜での目標を
「きょう(ヤングサッカーフェスティバル、静岡県高校選抜戦)はもう全然で。自分の持ち味を何も出せなかった。どうなるか分からないですけれど、(欧州遠征の)18人に残れれば、精一杯頑張りたいです」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」

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