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[EL]本田のCSKAは敗退、フッキがFK弾

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[3.17 EL決勝T2回戦第2戦 ポルト2-1CSKAモスクワ]
※2戦合計3-1でポルトが準々決勝進出

 ヨーロッパリーグ(EL)は17日、各地で決勝トーナメント2回戦第2戦を行い、MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワ(ロシア)はアウェーでポルト(ポルトガル)と対戦した。ホームでの第1戦を0-1で落としていたCSKAモスクワは第2戦も1-2で敗れ、2試合合計1-3で敗退が決まった。

 試合は開始早々に動いた。前半立ち上がりの45秒、ポルトは右サイドのタッチライン際のFKからFWフッキがゴール前に上げると、ニアに飛び込んだ選手には合わなかったが、ボールはゴール前の混戦を抜け、そのままゴール左隅へ。フッキのゴールで先制し、2試合合計2-0と突き放した。

 ポルトは前半24分にもCSKAモスクワのDFイグナシェビッチのGKへのバックパスがずれたところを逃さず、最後はMFグアリンがゴール。2試合合計3-0とした。

 勝ち上がるには3点が必要になったCSKAモスクワは4-4-2のセンターハーフに入った本田が攻撃の起点となり、反撃を仕掛ける。前半29分にはFWバグネル・ラブ、FWドゥンビア、MFジャゴエフと細かくつなぎ、ジャゴエフのスルーパスからMFトシッチが左足でゴールに流し込み、1点を返した。

 1-2で前半を折り返すと、後半20分に長身のFWネチド、同28分にはMFマルク・ゴンサレスを投入するなど次々と攻撃的なカードを切ったが、最後の精度を欠き、2点目を奪えない。後半39分にはファウルを取られた本田がボールをピッチに叩き付け、異議で警告を受けるシーンもあった。

 後半ロスタイムにはゴールほぼ正面でFKのチャンスを獲得し、本田が直接狙ったが、左足から放った渾身のキックはゴール上へ。試合はそのまま1-2で終了。2試合合計1-3となり、本田のELでの戦いはベスト16で幕を閉じた。

(文 西山紘平)

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