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JリーグOB選手会も募金活動。チャリティーマッチも計画へ! ラモス監督「もう一回、明るい日本を復活させたい」

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 日本代表とJリーグ選抜「Jリーグ TEAM AS ONE」が対戦する「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティマッチ がんばろうニッポン!」が29日19時20分、大阪・長居スタジアムでキックオフされる。試合に先立ち、スタジアム周辺ではさまざまなサッカー関係者が募金活動などを通じて被災地の復興支援への協力を呼びかけた。

 JリーグOB選手会も義援金活動を行った。会長の柱谷哲二水戸ホーリーホック監督をはじめ、ラモス瑠偉ビーチサッカー日本代表監督、井原正巳柏レイソルヘッドコーチ、武田修宏氏、福田正博氏、勝矢寿延氏、本田泰人氏、山口素弘氏、秋田豊氏、斉藤俊秀氏、松原良香氏、和田昌裕ヴィッセル神戸監督の12人が参加し、ファン・サポーターに義援金募金を呼びかけた。

 1時間以上にわたり募金を呼び掛けた柱谷OB会長は「OB会も一人一人ではなく、チームでやろうとみんなに呼び掛けた。募金してくれた方たちに感謝したいです。自分は水戸の監督をしていて、震災にあった。下を向いていないで、前に一歩一歩、進んでいきたいと思う。今後もみなさん(被災地支援の)ご協力をお願いします」と支援の継続をファンに訴えた。

 OB会としては今回の募金活動に終わらず、今後はチャリティーマッチやサッカー教室の開催を計画。柱谷会長を中心にアイデアを出し合っているという。ラモス監督は「みんな募金してくれて、本当にありがたい。東北の人には、頑張れなんて言えません。とにかく、希望を捨てないでください。神様は見捨てたりなんかしません。俺たちが落ち込んだらダメ。被災地に行って、サッカー教室をしたり、一緒にボールを蹴るだけでもいい。もう一回、明るい日本を復活させたい。俺たちも力を合わせてやりたい」と被災者にメッセージを送った。

[写真]募金活動を行うJリーグOB選手会のみなさん

(取材・文 近藤安弘)

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