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[プレミアリーグイースト]強豪対決はF東京U-18が制す!:第2節

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高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ イースト

 高校年代の全国リーグ、高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグイーストは17日、第2節3試合を行った。

 この日は昨年の全日本ユース(U-18)選手権とJユースカップ準優勝のFC東京U-18(東京)が初登場(第1節青森山田戦が延期だったため)。開幕戦で4ゴール発進した浦和レッズユース(埼玉)と対戦した。先制したのは浦和。前半38分に右クロスをPAで胸トラップしたFW高田拓弥が後方から倒されてPKを獲得すると、高田が自ら右足でゴール左隅へ流し込み、先制する。だが後半開始からU-17日本代表MF野沢英之を投入したF東京は5分、左サイドを打開したMF岩木慎也の折り返しを野沢が右足で押し込み同点に追いつく。F東京はさらに9分、FW岩田拓也とのダイレクトでのワンツーから岩木が左足でファインゴール。ロスタイムにも岩田の折り返しをMF冷岡幸輝が右足で流し込み3-1で強豪対決を制した。

 ともに昨年の全日本ユース選手権4強の三菱養和SCユース(東京)対静岡学園高(静岡)は0-0の後半に試合が動いた。22分、MF秋山一輝の左CKからFW山本真也が頭で合わせ、圧巻の技術で決定機を作り続けていた静岡学園がついに先制。静岡学園はさらに26分、U-17日本代表候補のMF渡辺隼が左足FKを直接ねじ込む。だが、三菱養和は32分、MF川上亮祐が左サイドから放ったクロス気味のFKが直接ゴールへ吸い込まれ1点差。そして後半ロスタイム、GK永井堅梧が蹴り出したパントキックがワンバウンドして相手PAへ向けて跳ね上がる。これに猛然と飛び込んだ1年生FW木村陸人が相手GKよりも一瞬早く頭で触ると、劇的な同点ゴールとなった。起死回生の一撃で2-2とした三菱養和が勝ち点1をもぎ取った。

 またコンサドーレ札幌U-18(北海道)対流通経済大柏高(千葉)は前半23分と後半8分にFW近藤勝成が挙げたゴールで札幌が2点先取。流経大柏は後半16分に途中出場のFW矢埜翔平が追撃ゴールを決めたものの、ロスタイムに鈴木貴大のゴールでダメ押した札幌が3-1で勝利を収めている。

 なお、東京ヴェルディユース(東京)対青森山田高(青森)戦は8月開催。清水エスパルスユース(静岡)対尚志高(福島)戦のスケジュールは未定となっている。

【プレミアリーグイースト第2節】
(4月17日)
[東京ガス深川G]
F東京U-18 3-1浦和ユース
[東]野沢英之(50分)、岩木慎也(54分)、冷岡幸輝(90分+1)
[浦]高田拓弥(38分)

[札幌サッカーアミューズメントパーク(人工芝)]
札幌U-18 3-1流通経済大柏高
[札]近藤勝成2(23分、53分)、鈴木貴大(90分+1)
[流]矢埜翔平(61分)

[三菱養和会 調布G]
三菱養和SCユース2-2静岡学園高
[三]川上亮祐(77分)、木村陸人(90分+2)
[静]山本真也(67分)、渡辺隼(71分)

(8月27日)
[ヴェルディG]
東京Vユース(未定)青森山田高
(5月22日)
[静岡県草薙総合運動場球技場]
清水ユース(11:00)尚志高

※日程は変更あり
特設:プレミアリーグ
特設:プレミアリーグウエスト
特設:プレミアリーグイースト
(構成 吉田太郎)

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