高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ イースト

　高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグイーストは7日と8日、第5節を行った。
　暫定首位のコンサドーレ札幌U-18(北海道)対三菱養和SCユース(東京)戦は前半35分、三菱養和が先制する。左SB安藤裕麻の左クロスにファーサイドから飛び込んできた1年生FW木村陸人が3戦連発となるヘディングシュート(写真)。得点ランキング首位タイ(暫定)の木村のゴールでリードを奪った三菱養和は好守も光り、1-0のまま試合を進めたが、札幌U-18は後半6分にFW鈴木貴大が左足シュートをねじ込み同点。流れに乗り、後半はシュート数8-0と圧倒した札幌U-18だが勝ち越しゴールを奪うことはできず、1-1で引き分けた。

　2位の浦和レッズユース(埼玉)が首位・札幌に肉薄してきた。静岡学園高(静岡)と対戦した浦和は前半9分にMF矢島慎也が先制ゴール。浦和は1-1の27分にも中盤でのインターセプトからFW鈴木悠太がドリブルシュートを決めたほか、得点ランキング首位タイのFW高田拓弥のゴールなど相手のミスに乗じて得点を重ね、4-1で快勝した。浦和は首位・札幌との勝ち点差を1へ詰めた。

　3位の東京ヴェルディユース(東京)は清水エスパルスユース(静岡)と対戦。前半35分に清水FW加賀美翔に先制点を許した東京Vだったが、後半38分にU-18日本代表候補DF舘野俊祐が同点ゴールを決めて1-1の引き分けに持ち込んだ。

　FC東京U-18(東京)対流通経済大柏高(千葉)戦は、F東京のMF福森健太、流通経済大柏のMF小松剣士のシュートがともにゴールマウスに嫌われるなど、スコアが動かず0-0で引き分け。青森山田高(青森)対尚志高(福島)戦は前半15分に青森山田FW林雄紀が先制ゴールも、後半4分に尚志MF山岸祐也が同点ゴールを決めて1-1で引き分けている。

【プレミアリーグイースト第5節】
(5月7日)
[三菱養和会 調布G]
三菱養和SCユース1-1札幌U-18
[三]木村陸人(35分)
[札]鈴木貴大(51分)

(5月8日)
[東京ガス深川G]
F東京U-18 0-0流通経済大柏高

[埼玉スタジアム2002第2G]
浦和ユース4-1静岡学園高
[浦]矢島慎也(9分)、鈴木悠太(27分)、繁田秀斗(36分)、高田拓弥(51分)
[静]鎌田大輔(12分)

[エコパスタジアム]
清水ユース1-1東京Vユース
[清]加賀美翔(35分)
[東]舘野俊祐(83分)

[青森山田高G]
青森山田高1-1尚志高
[青]林雄紀(15分)
[尚]山岸祐也(49分)

特設:プレミアリーグ
特設:プレミアリーグイースト
(構成 吉田太郎)