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[プレミアリーグイースト]無敗の首位・札幌U-18、F東京U-18も下す:第9節

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高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ イースト

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグイーストは16日、第9節を行った。

 5勝3分で首位のコンサドーレ札幌U-18(北海道)はFC東京U-18(東京)と対戦。前半だけで14本のシュートを放った札幌U-18だったが、得点できないまま前半を終えてしまう。だが後半10分、U-18日本代表FW榊翔太が左足FKを直接決めて先制。さらに3分後には榊がPKを決めて2-0と突き放す。F東京U-18は25分、再三の好セーブを見せていたGK谷俊勲のロングキックが相手GKのミスを誘いそのままゴールへ。1点差に迫ったが札幌U-18は31分、FW鈴木貴大が右足でダメ押しゴールを決めて3-1で勝った。

 2位の浦和レッズユース(埼玉)はアウェーで4位の青森山田高(青森)と戦った。試合は前半9分、FW石田柊冴からのラストパスを受けたMF差波優人が右足シュートを決めて青森山田が先制。青森山田はさらに14分にもMF高橋晃司からのパスを受けた石田のゴールで2-0へと突き放す。後半にも差波のゴールで加点した青森山田に対し、浦和ユースは後半ロスタイムにMF矢島慎也が決めたPKの1点のみ。青森山田が3-1で勝利した。

 浦和ユースに代わり、東京ヴェルディユース(東京)が2位へ浮上した。三菱養和SCユース(東京)と対戦した東京Vユースは前半17分、左足シュートを放ったU-18日本代表候補DF舘野俊祐がこぼれ球を自ら頭で押し込み先制する。東京Vユースはさらに41分、U-17W杯日本代表MF中島翔哉のインターセプトから速攻。U-18日本代表候補FW南秀仁のラストパスにU-18日本代表候補MF杉本竜士が飛び込み2-0とした。相手の決定的な場面を防いだ東京Vユースは後半にも見事な崩しから2点を追加。4-0で快勝し、無敗(4勝4分)を守っている。

 尚志高(福島)が流通経済大柏高(千葉)からプレミアリーグ初勝利を挙げた。ホームに強豪を迎え撃った尚志は前半16分、DF三瓶陽の左CKをMF山岸祐也が頭で合わせて先制。さらに26分にはFW皿良優介のヘディングシュートで突き放す。勢いの止まらない尚志は41分にも三瓶のFKからDF大貫峻士が頭で決めて3-0。流経大柏は後半開始直後に交代出場のFW呉屋大翔が追撃ゴールを決めたが、MF木村篤弥のゴールとMF金田一樹の直接FKで加点した尚志が5-1で勝った。

 清水エスパルスユース対静岡学園高の静岡勢対決はスコアレスドローに終わった。前半はMF長谷川竜也とDF伊東幸敏主将の2枚看板を欠く静岡学園ペース。清水ユースをシュート1本に封じて見せた。清水ユースはU-17W杯で大活躍したMF石毛秀樹がひとりでシュート5本を放つなど、後半だけで計12本のシュートを放った。だがゴールが遠く無得点で勝ち点1を分け合った。

【プレミアリーグイースト第9節】
(7月16日)
[青森山田高G]
青森山田高3-1浦和ユース
[青]差波優人2(9分、65分)、石田柊冴(14分)
[浦]矢島慎也(90分+1)

[郡山市営西部サッカー場]
尚志高5-1流通経済大柏高
[尚]山岸祐也(16分)、皿良優介(27分)、大貫峻士(41分)、木村篤弥(60分)、金田一樹(65分)
[流]呉屋大翔(46分)

[富士総合運動公園陸上競技場]
清水ユース0-0静岡学園高

[札幌サッカーアミューズメントパーク(天然芝)]
札幌U-18 3-1F東京U-18
[札]榊翔太2(55分、58分)、 鈴木貴大(76分)
[F]谷俊勲(70分)

[三菱養和会 巣鴨スポーツセンターG]
三菱養和SCユース0-4東京Vユース
[東]舘野俊祐(17分)、杉本竜士(41分)、南秀仁(53分)、オウンゴール(84分)

特設:プレミアリーグイースト
(構成 吉田太郎)

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