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[プレミアリーグイースト]高木Jrハット!首位攻防戦は3-3ドローに:第10節

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高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ イースト

 高校年代の全国リーグ、高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグイーストは4日、第10節を行った。勝ち点2差で迎えた首位攻防戦、首位・コンサドーレ札幌U-18(北海道)対2位・東京ヴェルディユース(東京)戦は3-3で引き分けた。白熱の展開の展開となった試合で常に先行していたのは札幌U-18。前半16分にFW鈴木貴大のゴールで先制すると、1-1の同45分にはU-18日本代表候補CB奈良竜樹が頭で勝ち越しゴールを決める。そして2-2の後半44分にはMF堀米悠斗が約35mのロングシュートを決めて三度勝ち越した。だが、ホームチームの勝ち点3獲得を阻止したのが、東京VユースのU-17W杯日本代表FW高木大輔。元プロ野球選手の高木豊氏を父に持つ注目の1年生FWは前半38分、後半30分、そして後半49分にも劇的ゴールを決めてチームを救った。

 3位・青森山田高(青森)は公式戦で9年間不敗を続けていた青森山田高グラウンドで黒星がついた。FC東京U-18(東京)との一戦は前半6分にFW天野将平に先制点を許すと後半6分にもMF山口泰志主将に決められて0-2。同21分にU-17W杯日本代表DF室屋成のゴールで1点差としたが、後半35分に交代出場のMF岩木慎也にダメ押され、1-3で敗れた。

 全国高校総体準優勝の静岡学園高(静岡)が総体後初めてとなる公式戦を5-0で快勝した。尚志高(福島)と対戦した静岡学園は総体で不在だったDF伊東幸敏主将とエースMF長谷川竜也がこの日も欠場。だが、ゲーム主将のMF秋山一輝とU-17日本代表候補MF渡辺隼の2人を中心にチャンスをつくると前半20分、渡辺のアシストからFW深瀬健也が頭で先制点を奪う。同28分にも深瀬が加点すると32分には渡辺が加点。後半にはMF柴田則幸が2点を加えた。

 清水エスパルスユース(静岡)対浦和レッズユース(埼玉)戦は2-1で清水ユースが制した。清水ユースは0-0の後半19分、右CKのこぼれ球をつなぎ、FW加賀美翔が左足で先制点。さらに2分後の21分にはU-17W杯日本代表MF石毛秀樹が右足で加点した。浦和ユースは後半34分にU-17W杯日本代表DF新井純平のラストパスからMF中村駿介が1点を返したが、あと1点届かなかった。

 全国高校総体4強の流通経済大柏高(千葉)は三菱養和SCユース(東京)に快勝した。流通経済大柏は前半17分、FW菅谷大樹の右FKからDF有賀雅刀が先制ヘッドを決めると、同38分にはMF飯島樹生のパスを受けた総体得点王のDF田上大地が右足で加点し、2-0で勝利した。

【プレミアリーグイースト第10節】
(9月4日)
[青森山田高G]
青森山田高1-3F東京U-18
[青]室屋成(66分)
[東]天野将平(6分)、山口泰志(51分)、岩木慎也(80分)

[郡山市営西部サッカー場]
尚志高0-5静岡学園高
[静]深瀬健也2(20分、28分)、渡辺隼(32分)、柴田則幸2(69分、89分)

[札幌サッカーアミューズメントパーク(天然芝)]
札幌U-18 3-3東京Vユース
[札]鈴木貴大(16分)、奈良竜樹(45分)、堀米悠斗(89分)
[東]高木大輔3(38分、76分、90分+4)

[アウトソーシングスタジアム日本平]
清水ユース2-1浦和ユース
[清]加賀美翔(64分)、石毛秀樹(66分)
[浦]中村駿介(79分)

[三菱養和会 巣鴨スポーツセンターG]
三菱養和SCユース0-2流通経済大柏高
[流]有賀雅刀(17分)、田上大地(38分)

※日程は変更あり

特設:2011 プレミアリーグ
特設:プレミアリーグイースト
(構成 吉田太郎)

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