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[CL]バルサ、メッシ弾で危なげなく4強へ

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 バルセロナ(スペイン)が12日、アウェエーで行われた欧州CL準々決勝第2戦でシャフタール(ウクライナ)を1-0で破り、2戦合計6-1の大差で4季連続の準決勝進出を果たした。

 ホームのシャフタールは逆転での4強進出に4-0の勝利が必要だが、主将SBダリオ・スルナにCBドミトロ・チグリンスキーが負傷で欠場。左SBのラズバン・バツも出場停止と、DFラインの主力3人が欠場する苦しい布陣。

 一方のバルセロナはCBのカルレス・プジョルエリック・アビダル、そしてFWボージャン・クルキッチが離脱中。また、出場停止のMFアンドレス・イニエスタの代役はイブラヒム・アフェライが務めることになった。
メンバー表

 大勝が必要なシャフタールだが、地力で勝るバルセロナに主導権を握られ、思うように攻撃の形を作れない。すると前半43分、SBダニエウ・アウベスのアシストからFWリオネル・メッシが今大会9得点目を奪ってバルセロナが均衡を破った。

 後半の45分間で最低でも5点が必要となったシャフタールだが、その後もゴールを奪えない展開が続く。対するバルセロナは巧みにボールを回して残り時間を消化。危なげない展開でそのまま逃げ切り、悠々と準決勝の切符を手にしている。

 この結果、4強へと駒を進めたバルセロナは準決勝で13日に行われるトッテナム(イングランド)とR・マドリー(スペイン)の勝者と対戦。順当にいけば第1戦で4-0と大勝しているR・マドリーとのクラシコが、大舞台で実現することになる。

[写真]歓喜に沸くバルセロナ

(文 宝田雅樹)

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