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大怪我で離脱していた柏・水野、大宮戦で9ヵ月ぶりのベンチ入り

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[4.23 J1第7節 大宮0-1柏 NACK]

 柏レイソルの元日本代表MF水野晃樹が、23日の大宮戦で約9ヵ月ぶりにベンチ入りを果たした。昨夏にセルティックから加入し、日本復帰の初戦となった7月25日の古巣・千葉戦に途中出場したが、その試合で右膝前十字靭帯を損傷し手術を受けたため、長期離脱していた。

 あいにく、この日は出番はなかったが、水野は今の状態について「怪我はもう大丈夫。コンディションも7割くらいまで戻ってきた」と問題なしを強調した。100%ではないのにベンチ入りを果たしたということはネルシーニョ監督から期待されている証拠。遠征メンバー入りの際にはわざわざ呼ばれ「まだ練習試合を2試合くらいしかやってなかったんだけど『行けるか』と聞かれた」と相談されたことを明かした。

「きょう最後、ああいう展開になったから、(起用が)あるかなと思って準備はしていたけどね。最後、ロングボールが増えたから、前から追う(役目)とかでね」と試合出場を心待ちにしていた水野。だが、今季はまだまだ始まったばかり。次節29日の甲府戦(柏)での出場を目指す。

(取材・文 近藤安弘)

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