beacon

北九州は35戦連続未勝利に

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.24 J2第8節 北九州0-2鳥取 本城]

 昨年3月21日の東京V戦以来となるリーグ戦勝利を目指したギラヴァンツ北九州だったが、ガイナーレ鳥取に0-2で敗れJ初勝利をプレゼント。これでリーグ戦は35試合連続未勝利となってしまった。

 クラブによると、三浦泰年監督は「いいサッカーを見せられずに悔しい。いい対応ができず、相手に気持ちよくサッカーをさせてしまった」。ボールを奪ってから素早い攻撃を見せる鳥取の攻撃に対応できず、前半だけでシュート13本を浴びた。失点は右ショートコーナーからDF戸川健太に決められた1点のみだったが、後半開始からMF佐野裕哉とMF安田晃大を同時投入して流れを引き寄せながら30分に再びセットプレーから失点。正確なキックで攻撃の起点となったMF木村祐志も「今日の2失点目は自分の責任もあり、意識の問題だったと思う」と反省していた。

 開幕戦に続き無得点に終わったが、攻撃面ではテンポよくボールをつなぎ右SBの関光博がフリーでクロスを放り込む場面が何度もあった。ゴール前に強引に飛び込んだFW林祐征や安田が決定的なシュートを放つ場面もあった。ただ指揮官は「いい時間もあったし狙いとしている部分もあったが、それを発信できるサッカーができなかった」。木村も「しっかり修正して次の試合に臨みたい」と誓っていた。次戦(30日)の愛媛戦で今度こそ未勝利記録をストップする。

(文 吉田太郎)

TOP