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乾2発!!ピンパォン&清武ゴール!!4発快勝でC大阪が敵地で初白星

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[5.3 ACL第5節 アレマ・インドネシア0-4C大阪 マラン]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第5節が3日に各地で行われ、G組のセレッソ大阪は敵地でアレマ・インドネシアに4-0で大勝した。負ければグループリーグ敗退の可能性がある一戦で完勝し、初のGL突破へ希望をつないだ。

 これまでと同じく4-2-3-1システムを採用。GKはキム・ジンヒョン、DFラインは右から高橋大輔、茂庭照幸、藤本康太、丸橋祐介。ダブルボランチは中後雅喜とマルチネス、2列目は右から倉田秋、清武弘嗣乾貴士が入った。1トップはホドリゴ・ピンパォンが務めた。

 前半から怒涛のゴールラッシュとなった。まずは前半30分、左サイドを突破した乾が左クロス。PA内で倉田がヒールで流し、最後は清武がDF2人を振り切り、右足で冷静に先制点を決めた。同42分には、カウンターのチャンスに乾が中央からドリブル突破。DF3枚を引きつけて右サイドへラストパスを送ると、ピンパォンが右足でシュート。ポスト左を叩いたボールはゴールネット右へ吸い込まれた。2点のリードを奪い、前半を折り返す。

 後半に入っても勢いは衰えない。開始わずか35秒、左サイドから深くえぐった丸橋の絶妙なクロスを乾が右足でダイレクトボレー。今大会2得点目となるゴールを決めて、先発GKの負傷交代で後半から出場してきた相手GKの出鼻をくじいた。同16分には、中後の縦パスに抜け出した乾が、ゴール正面から冷静に右足で流し込み、4点差へリードを広げた。

 後半17分には茂庭とマルチネスに代わり、DF扇原貴宏とDF山口螢を投入。同27分にはゴール前混戦から、清武のパスを受けたピンパォンがシュートを打ったがGKに阻まれた。同27分には最後の交代枠を使い、高橋に代わってMF酒本憲幸が出場。その後も試合の主導権を握り続けたC大阪が、4-0の勝利を収めた。

(文 片岡涼)
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