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C大阪、山東魯能との直接対決に引き分け以上で決勝Tへ

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[5.3 ACL第5節 アレマ・インドネシア0-4C大阪 マラン]

 初挑戦ながら、グループリーグ突破が大きく近づいた。セレッソ大阪はアレマ・インドネシアに4-0快勝したことで勝ち点を9に伸ばし、G組2位に浮上した。10日の最終節・山東魯能戦(ホーム)に引き分け以上で、グループ2位以上が決まる。

 この日、C大阪が試合を終えたあとに行われた山東魯能vs全北現代で、全北現代が2-1勝利した。この結果、全北現代が勝ち点を12位に伸ばして首位をキープ&グループ2位以内を決めた。対する山東魯能は勝ち点が7のままで、3位に後退した。C大阪と山東魯能の勝ち点差は2。ホームで行う直接対決は、引き分けでもOKという好条件となった。

 思いが届いた。アレマ戦で4-0と敵地初勝利をつかんだ。スポーツニッポンweb版によると、2得点を決めて勝利に導いたMF乾貴士は「暑くてきつかったけど、最後まで走ろうと決めていた。次につながる勝利で良かったと思う」と振り返っているが、その言葉通り、次につながる勝ち点3となった。

 もし敗れていれば、反対に勝ち点は6のままで、勝たなければいけない試合になっていた。クルピ監督も「1次リーグ突破のためには大きな1勝」と話している。そもそもC大阪の“先勝”が、この日の山東魯能にプレッシャーになったかもしれない。

 山東魯能とは3月16日に敵地で対戦し、0-2で完敗している。優位な立場とは言え、簡単な相手ではない。C大阪は引き分けでも決勝トーナメントに進出できるが、強気の姿勢で臨む。もちろん、リベンジを果たして次のステージに進むつもりだ。

(文 近藤安弘)

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