beacon

熊本は決定力欠きドロー、北九州は2試合連続の勝ち点獲得

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.4 J2第10節 熊本0-0北九州 熊本]

 ロアッソ熊本ギラヴァンツ北九州の「バトルオブ九州」はスコアレスドローで勝ち点1を分け合った。開幕2連勝を飾った熊本は前節の草津戦(0-1)で初黒星。2試合ぶりの勝ち点3を狙ったが、決定力を欠き、2試合連続無得点に終わった。

 試合は終始、熊本ペースで進んだ。前半33分、FW仲間隼斗のスルーパスに抜け出したFW長沢駿のシュートはGK佐藤優也が好セーブ。同40分にはMFファビオが仲間とワンツーする形でPA内に切れ込んだが、シュートはGKにキャッチされた。

 後半に入っても熊本の猛攻は続く。後半8分、DF廣井友信のFKを長沢が落とし、仲間が走り込むが、GK佐藤優が間一髪のところでパンチング。同19分にもFKからチャンスをつくり、GKが飛び出したところをファビオがこぼれ球を拾って右足で狙ったが、シュートは無人のゴールの上に外れた。

 再三のピンチも守護神を中心に粘り強く耐え抜いた北九州はこれで2試合連続の無失点。前節の愛媛戦(3-0)で36試合ぶりの勝利を飾った流れを生かし、アウェーで2試合連続となる勝ち点を手にした。次節8日はホーム水戸戦。今度はサポーターの前で昨年3月21日の東京V戦(1-0)以来となるホームでの勝利を狙う。

(文 西山紘平)

TOP