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北嶋の3戦連続弾で柏が勝利、首位に返り咲く!!

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[5.7 J2第10節 柏3-1浦和 国立]

 2位柏レイソルがFW北嶋秀朗の3戦連続となるゴールなどで、浦和に3-1で勝利した。首位・仙台がC大阪と引き分けたため、首位に返り咲いた。また、2得点を決めた北嶋が今季通算4得点で得点ランキングでトップに立った。

 前節の山形戦(1-2)を負傷欠場したDFジョルジ・ワグネルが先発に復帰。途中出場ながら、ここ2試合連続でゴールを決めている北嶋も今季初の先発出場を果たした。

 柏が相手の出鼻をくじいた。開始1分、DF酒井宏樹の右クロスにニアサイドに飛び込んだ北嶋がヘデイングシュートで先制点を決めた。同20分には、カウンターのチャンスにMF大津祐樹からのパスを受けたジョルジ・ワグネルが、ゴールまで約30mの距離から鮮烈な左足ミドルシュートを突き刺した。

 2点のリードで迎えた後半も攻撃の手は緩まない。後半1分、ジョルジの左クロスにFW田中順也が頭で合わせたがGKの好セーブに阻まれた。その後はなかなかチャンスを作れない時間が続いたが、後半38分にまたしても北嶋がシュートを決めた。PA外左からレアンドロのFK、田中のヘディングシュートはクロスバーを叩く。浦和のDF永田充がクリアするが、これを北嶋がPA内右からダイレクトに蹴り込み、ダメを押す3点目。後半ロスタイム2分には1点を返されたが、2点のリードを守った柏が勝利した。

 試合後のテレビインタビューで北嶋は「今年はもっとゴールを重ねていけるように頑張りたい」と一言。得点シーンについては「いいボールが来たし、今日は乗っていたので」と笑顔で振り返った。3連勝で迎えた前節では山形に1-2で敗れ、今季初の黒星を喫していた。しかし、連敗はせず、3発の快勝を収めた。開幕戦から5試合で10得点と攻撃陣は絶好調。柏の快進撃は止まらない。

[写真]北島を祝福する柏チーム

(文 片岡涼)

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