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前田2発、山本、山崎!!攻撃陣が好調の磐田が4発勝利

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[5.21 J1第12節 磐田4-1福岡 ヤマハ]

 ジュビロ磐田がFW前田遼一の2得点の活躍などで、福岡に4-1と快勝した。これで直近の3試合で11得点と攻撃陣は絶好調。前田は、この日のゴールが今季4得点目となった。

 試合後のテレビインタビューで柳下正明監督が「仙台戦(3-3)の立ち上がりが悪かったことを選手たちに伝えたら、きょうはしっかりとやってくれた。みんなが仕掛けていくようなプレーができている」と話したように、この日は立ち上がりから果敢に仕掛けていった。

 まずは前半5分、右クロスをPA手前右で前田が頭で落とすと、これを拾ったFW山崎亮平がドリブルでPA内へ持ち込み、右足を一閃。山崎の3戦連続となるゴールで先制に成功した。同32分には前田が追加点。MF山本康裕の右クロスにゴール正面でフリーの前田が頭で合わせて、2-0と突き放した。磐田の勢いは止まらない。わずか3分後の同35分には、相手CKからボールを奪いカウンター。MF小林裕紀のラストパスを受けた山本が右足で流し込み、一気に3点差へリードを広げた。

 後半に入っても流れは変わらない。3-0で迎えた後半開始わずか4分には、前田がダメを押す4点目。DF藤田義明のクリアボールに抜け出すとPA内左から右足でグラウンダーのシュートを決めた。4点差に突き放すも、同38分にはFWジウシーニョ、同41分にはFW金園英学とより攻撃的な選手をピッチへ送り出し、攻撃の手を緩めない。同41分には1点を返されたが、大量リードを奪った磐田が4-1で勝利した。

 山形戦(4-0)、仙台戦(3-3)に続き、3戦連続でのゴールとなった山崎は、試合後のテレビインタビューで「出る試合では常に点を取りたいと思ってやっているので結果を残すことができて良かった」と笑顔をみせた。前田をはじめ、取るべき選手が結果を残し、チームも快勝。次節、清水との“静岡ダービー”へ弾みをつけた。

(文 片岡涼)

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