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岡山は18歳MFが決勝点をお膳立て!!横浜FCに勝利しホーム初白星

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[5.21 J2第13節 岡山1-0横浜FC カンスタ]

 ファジアーノ岡山横浜FCを1-0で下して、ホーム初勝利を手に入れた。守備の要であるDFストヤノフを出場停止で欠く苦しい状況だったが、ルーキーのMF石原崇兆がFWチアゴのゴールをお膳立て。1点を守りきり、2戦ぶりの勝利を収めた。

 試合後のテレビインタビューで影山雅永監督は「ここ2試合(ホームでは)ドローが続いていたので。ホームで初勝利できて良かった」と安堵の表情。「点を取りたい気持ち、点を取られたくないという気持ちをみんながみせてくれた」と選手たちの頑張りを称えた。

 監督の起用に応えたのが今季清水ユースから加入した18歳の石原だった。後半20分、MF臼井仁志と代わって、3試合ぶりの出場。そして、出場からわずか4分後の後半14分、MF一柳夢吾のパスに左サイドを抜け出すと、ダイレクトでPA内から中央へ折り返す。これをチアゴが左足で流し込み、ゴールが決まった。

 アシストシーンについて石原は「正直シュートだったんですよ」と苦笑い。それでも「結果オーライで。次こそ絶対点を取るので、これからも応援お願いします」と力強く意気込んだ。

 一方、敗れた横浜FCは変わらず最下位に沈んでいる。前節から先発を6選手も大幅に入れ替えて試合に臨んだ。しかし、テコ入れも実らず。これで4戦勝ちなし(1分3敗)となり、今季5敗目を喫した。前節までの6試合で5得点の攻撃陣は、またも不発に終わった。

(文 片岡涼)

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