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札幌は近藤の今季初ゴールなどで岡山に競り勝つ

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[5.29 J2第14節 札幌2-1岡山 札幌厚別]

 コンサドーレ札幌はファジアーノ岡山に2-1で競り勝った。MF近藤祐介の今季初ゴールで先制し、その後は追いつかれるもDF岩沼俊介の左クロスがオウンゴールを誘発し、勝ち越した。

 前半40分、PA内左でドリブル突破を仕掛けた近藤が左足を一閃。左足でシュートを決めて、先制に成功した。後半5分には失点を喫したが、1-1で迎えた後半39分、岩沼の左クロスに飛び込んだFWチアゴとDF山下達也がブラインドとなり、相手DFのオウンゴールを誘発。これが決勝点となり、札幌が2-1で勝利した。

 試合後、クラブによると石崎信弘監督は「1-1と同点に追いつかれましたが、諦めなかった事が最後、結果に出たと思います」とゲームを振り返った。

 一方、敗れた岡山は前節の横浜FC戦(1-0)に続く連勝はできず、競り負けた。1点を追う後半5分にはGK真子秀徳からのボールをFWチアゴが頭で落とし、こぼれを拾ったMF臼井仁志が左サイドに走りこんだMF金民均に横パス。金がシュートを決めて、一時は同点に追いついた。金のJ初ゴールで勢いに乗りたいところだったが、同29分にDF竹田忠嗣が近藤を倒してしまい、この日2枚目の警告を受けて退場。その後、同38分には再びゴールを決められて突き放された。10人での攻撃も実らず、1-2での敗戦となった。

(文 片岡涼)

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