今夏に秋田県で開催される平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技の兵庫県予選決勝が5日、神戸ユニバー記念競技場で開催され、1月の全国高校選手権で優勝した滝川二と関西学院が対戦。滝川二が4-1で快勝し、冬夏全国連覇へ第1関門を突破した。

　試合は前半6分、ゴール前のこぼれ球をFW鈴木陸が決めて滝川二が先制。滝川二は後半13分にも2年生MF高畑智也の右CKをDF後藤尚仁が頭で合わせて2-0とする。

　関西学院は後半30分にMF西尾将太朗のゴールで1点差としたが、滝川二は高畑とDF平田雄己の連続ゴールで突き放した。
　
　昨年度の滝川二は選手権で全国制覇し、全国高校総体も準優勝だった。DF亀岡淳平主将は「ボクたちの目標は1コ上(のチーム)を越えること。インターハイは優勝しないと越えられない。優勝目指して頑張る」。冬の王者は冬夏連覇へ気合十分だ。

(文　吉田太郎)

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