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F東京、セザーが決勝弾!!U-22代表・権田が1点を死守する好セーブ

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[6.12 J2第16節 熊本0-1FC東京 熊本]

 FC東京ロアッソ熊本にFWロベルト・セザーの3試合ぶりのゴールで1-0で勝利し、9位から8位へ順位を上げた。一方、敗れた熊本はこれまで6戦負けなし(2勝4分)と好調を維持していたが、7戦ぶりの敗戦で9位へ順位を落とした。

 前半20分、DF徳永悠平の右クロスをニアサイドの相手DFが頭でクリア。こぼれを右足ダイレクトでセザーが叩き込んだ。その後もセザーがチャンスを演出。同23分にはPA右からミドルシュートを狙ったがポスト左へ外れた。

 1点を守ろうと守備陣も奮闘。U-22日本代表の正守護神であるGK権田修一が好セーブをみせた。FW長沢駿やFW仲間隼斗が再三PA内まで仕掛けてきたが、果敢にストップ。終了間際には立て続けにアーリークロスを入れられたが、的確な判断で飛び出すと、いずれも止めてみせた。そのまま試合は終了し、F東京が1-0で勝利。5月8日の富山戦(1-0)以来の完封勝利を飾った。

 試合後のテレビインタビューでセザーは「日本のサッカーに馴染むのは難しいと思うんですがみんなが受け入れてくれて嬉しく思います」とコメント。「まだ連勝がないので次はホームで連勝して上位に食い込みたい」と強く意気込んだ。

(文 片岡涼)

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