beacon

名古屋は土壇場で追いつかれドロー、連勝は3でストップ

このエントリーをはてなブックマークに追加
[6.18 J1第16節 名古屋2-2大宮 瑞穂陸]

 名古屋グランパスは2点を先取したものの、後半終了間際に大宮に追いつかれて2-2で引き分けた。3戦連発中のFW玉田圭司も不発に終わり、連勝は3でストップした。

 ここ3試合で10得点と攻撃陣も好調な上、直近の2試合では完封勝利と攻守が噛み合い、昨季王者らしさをみせつつある名古屋だったが、この日は土壇場で勝ち点3を失った。

 前半ロスタイム1分、初先発のMF磯村亮太が先制点を決めた。左サイドでボールキープしたMF藤本淳吾からのパスをPA前正面で受けると、迷いなく右足を一閃。名古屋の下部組織出身、20歳の磯村のプロ初ゴールが先制ゴールとなった。

 1点リードで迎えた後半7分、PA内で仕掛けた藤本がDF坪内秀介に倒されてPKを獲得。これをFWケネディが冷静にゴール右に突き刺してリードを広げた。ケネディが故障から復帰後は3連勝。エースFWの2戦連発弾で勝利を手繰り寄せたかに思われたが、その後は決定的なチャンスをつくれず、逆に後半22分には失点を喫し、1点差に詰め寄られた。

 そして終了間際の後半ロスタイム3分、DF三都主アレサンドロのバックパスを相手MFに奪われて、カウンターからピンチを迎える。最後はMF青木拓矢に決められて、2-2の同点に。そのまま試合は終了。2点リードを守り切れず、悔やまれるドローで4連勝を逃した。

(文 片岡涼)

TOP