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[U-17W杯]日本vsジャマイカ 試合後のコメント

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[6.18 U-17W杯B組 日本1-0ジャマイカ モンテレイ]

 U-17W杯メキシコ大会が18日(日本時間19日)、開幕した。U-17日本代表はグループリーグB組初戦でU-17ジャマイカ代表と対戦し、途中出場のFW松本昌也(JFAアカデミー福島)のゴールで1-0で勝利した。同組の第1試合ではU-17フランス代表がU-17アルゼンチン代表に3-0で勝利しているため、勝ち点3を手にした日本はB組2位につけた。

以下、JFA公式サイト発表のコメント

吉武博文監督
「ジャマイカは技術的にも優れた良いチームだったので、試合の結果はすごくラッキーだった。前半、ジャマイカのポストに当たるシュートが入っていたら苦しかった。その中でも選手は90分間、しっかり守って無失点だったのが勝因だと思う。当初からもちろん1試合目は勝ちたい思いだった。それより内容的に2年半やってきたことが自信になる試合なら良かった。もっと有効にボールを動かしたいと思っていた。次の試合まで、あと2日間でどこまで修正できるか分からないが、修正できないとかなり厳しい戦いになると思う」

―今日のシステムはこの大会仕様か、ジャマイカ用か?
「選手の特長がどのようにしたらいきるかを考えてのシステムであり、今年の3月から取り入れて来た。今後もこの形になるが、システムが大事ではなく流動的に動いて主導権を握っていくことが目的。選手はいろいろなポジションをできる様になっていて、いろいろなポジションができる選手たちがいるからこそ可能な事だと思っている。次の試合がどうなるかは対戦相手を分析してからになる」

―有効なパス回しができなかた具体的な理由は?
「パスを回すこと自体が目的ではない。DFラインの前で数的な優位を作ることが大事であり、そのために高い位置で前を向いたり、ボールに寄ったり、ちょうど良いタイミングで動き出したりなど、基本技術の積み重ねの結果だと思う。できればこの大会で改善していきたい部分。いい失敗をたくさんできたらと思う」

●FW松本昌也(JFAアカデミー福島)
―ゴールの気持ち、どう流れを替えようと?
「この舞台でゴールできたことはすごくうれしい。前半、ボールはサイドに回していたが、中央に入らず決定的なチャンスを作れなかったので、前でボールをたくさん受けて得点のチャンスを作ろうと思っていた」

―1-0という結果を踏まえて次を戦う気持ち。
「この試合で戦い方しっかり分かったと思うので、2日間でチームのみんなで修正したいと思う」

●DF植田直通(大津高)
―今日は相手のどの部分を警戒していましたか?
「相手の身体能力が高いのは分かっていて、自分も特徴は身体能力の高さなので、そこで負けないようにしました」

―立ち上がりは少しばたついた感を受けましたが?
「最初はもっとシンプルにやろうとしすぎて、ちょっとうまくいかなかったのですが、後半からうまくいったので、よかったです」

―この暑さはいかがですか?
「熊本と暑さはあんまり変わらないですね。熊本も結構暑いので大丈夫です」

●MF望月嶺臣(野洲高)
―この試合で心がけていたことは?
「まず立ち上がりの入り方と、あとはボールをこっちが保持することを意識しました」

―ジャマイカに対して警戒していたことは?
「カウンターとセットプレー、ロングスローに一番気を付けました。あとはDFのはじいたボールを自分がいかに意識をして拾い切れるか。ここはすごく気を使いました。こっちがボールを持って揺さぶっていれば、相手が後半は疲れてきてチャンスができると思っていたので、先制点もそういうところから生まれたと思います」

―次なる相手・フランスは強敵です。
「自分たちがこれまでやってきたことをやり続ければいいと思うし、僕たちのサッカーをどんどん強い相手に試していきたいと思います」

―今のコンディションは?
「コンディションはだんだんですが良くはなってきています。ただ、今日の自分のプレーは全然納得いくプレーが出来ていません。パスミスと、もっと前を意識してやればよかったと思います。僕の役割は中盤のつなぎの中心になることなので、もっと高いレベルのプレーをしたいです」

(文 片岡涼)
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