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栃木が首位奪取!!次節の千葉戦へ向けて弾み

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[6.19 J2第17節 栃木2-1北九州 栃木グ]

 栃木SCギラヴァンツ北九州に2-1で勝利し、前節の湘南戦(2-0)に続く連勝を飾った。同時刻に行われた試合で首位・千葉が横浜FCと引き分けたため、勝ち点23で並ぶと得失点差で上回り、栃木が首位に立った。

 前半2分、DF那須川将大のクロスをPA内正面で受けたMF水沼宏太がシュート。これはDFに阻まれるがこぼれを拾ったFW崔根植が左足を一閃。早くも先制点を奪った。

 しかし前半25分、左サイドから走りこんだMF安田晃大にシュートを許し、同点に追いつかれた。その後はFWリカルド・ロボを起点に攻め込むが、シュートはポストを叩くなど、あと1点が奪えない。ゴール前での精度を欠き、1-1のまま時間は過ぎていった。

 それでも諦めずに攻め続けると後半36分、ロングボールをPA内でFW船山貴之が頭で落とし、最後はロボが左足でシュートを決め、2度目のリードに成功した。これが決勝点となり、栃木が2-1の勝利。連勝を飾った。

 自身今季4点目が決勝点となったロボは試合後のテレビインタビューで「いつもゴール前で狙っているが、なかなか決められなかった。得点王を狙っているのでこれからもゴールを決めていきたい」と笑顔をみせた。次節は勝ち点で並ぶ2位・千葉との上位決戦だ。松田浩監督は「きょうは不甲斐ない試合だった。この試合をいい薬にして、次は千葉に勝って、ホームへ帰ってきます」と、3連勝でホームに戻ってくることをサポーターに誓った。

(文 片岡涼)

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