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鳥取が今季最多の4得点で勝利、湘南は今季初の連敗で6位へ後退

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[6.19 J2第17節 鳥取4-0湘南 とりスタ]

 ガイナーレ鳥取が今季最多の4得点を決めて、湘南ベルマーレに4-0と快勝した。敗れた湘南は前節・栃木戦(0-2)に続く敗戦で今季初の連敗を喫した。また攻撃陣も沈黙し、1点を奪うことができずに2戦連続無得点となった。

 鳥取が今季最多の4発のゴールラッシュで湘南を圧倒した。まずは前半2分、FW美尾敦がMF永木亮太のミスを見逃さずにボールをかっさらうと、自らドリブルで持ち込み左足でシュートを決めた。さらに同14分にはMF服部年宏の左CKにファーサイドのDF戸川健太が頭で合わせて、2点差にリードを広げた。

 そして迎えた後半はMF吉野智行が活躍をみせた。後半開始わずか51秒、MF小井手翔太の右クロスに吉野が頭で合わせて3-0と湘南を突き放す。同8分には、小井手の右クロスをPA内で相手DFがクリア。こぼれたボールを吉野が押し込んだ。このゴールは相手DFがクリアした際に、既にゴールラインを割っていたとして、オウンゴール扱いになったが、吉野が前線で必死に仕掛け続けた結果が得点につながった。そのまま試合は終了し、鳥取が4-0で勝利した。

 試合後のテレビインタビューで先制点を決めた美尾は「前節ではアウェーで2点取ってから負けていた。きょうは(2点のリードで迎えた)ハーフタイムでも集中していた。勝つことができて良かった」と笑顔をみせた。

 一方、敗れた湘南は今季初の連敗で4位から6位へ順位を落とした。6戦連続で先発出場していたFW巻佑樹が足首を痛めて欠場。6戦ぶりの先発となったFW佐々木竜太とFW高山薫が2トップを組んだが、ゴールが遠かった。

(文 片岡涼)

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