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名古屋が玉田らゴールでC大阪下し、6戦負けなし

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[6.22 J1第17節 C大阪2-3名古屋 金鳥スタ]

 名古屋グランパスがC大阪に3-2で競り勝った。これで6戦負けなし(4勝2分)となり、7位から6位へ順位を上げた。

 前半14分、MF藤本淳吾のFKをPA内右のDF増川隆洋が頭で折り返す。ゴール前混戦から最後はMF磯村亮太が右足でシュートを決めて、先制に成功した。負傷離脱したMF中村直志に代わって先発に抜擢された前節の大宮戦(2-2)でプロ初ゴールを決めた磯村が2戦連続の得点を決めた。

 しかし前半43分、FWホドリゴ・ピンパォンにゴールを許し、同点に追いつかれてしまった。それでも失点からわずか30秒後、FW玉田圭司が追加点。FWケネディがPA手前でボールキープ。これを受けた玉田が左サイドを抜け出すと、左足でグラウンダーのシュートを決めた。玉田の2戦ぶりとなる今季8点目で再びリードを奪って前半を折り返した。

 後半28分にはPA内で磯村がDF藤本康太に倒されてPKを獲得。これをケネディが落ち着いて決めて3-1とC大阪を突き放した。終了間際の後半ロスタイム1分には1点を返されたが、そのまま逃げ切り、試合は終了。前節の大宮戦(2-2)では2点を先取しながら、追いつかれたが同じ轍は踏まず、3-2で勝利した。

 試合後のテレビインタビューでストイコビッチ監督は「大事な一戦だった。勝てる内容の試合を選手たちがやってくれた」と連戦を戦いながらも結果を残している選手たちを称えた。

(文 片岡涼) 

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