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新潟はPKの1点に泣き、8戦勝ちなし

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[6.23 J1第17節 横浜FM1-0新潟 ニッパ球]

 アルビレックス新潟は横浜FMに0-1で敗れ、8戦連続勝ちなし(3分5敗)となった。前節の仙台戦(1-1)で退席処分を受けた影響で黒崎久志監督がベンチ入り停止処分となり、不在。森保一コーチが監督代行を務めた。

 ロンドン五輪アジア二次予選・クウェート戦を戦うU-22日本代表に招集されているためDF酒井高徳、DF鈴木大輔が不在。さらにMFチョ・ヨンチョルと前節の仙台戦で負傷したGK東口順昭を負傷欠場で欠いた。主力が大幅に不在な状況での一戦、ゴールが遠かった。

 決定機さえつくれずに時間が過ぎると前半31分、左サイドを崩されて走りこんできたDF小林祐三をMF木暮郁哉が倒してしまい、PKを献上。これをMF兵藤慎剛に決められた。これが決勝点となり、黒星を喫した。

 試合を通じてのシュートはわずか5本に終わり、前半10分には木暮がPA外遠目の位置からのFKを直接狙ったがGKに止められた。同41分にはオーバーラップしたDF藤田征也がシュートを狙ったが枠を外れた。後半23分にはFWミシェウが3試合ぶりの途中出場。1点を奪いにいったがゴールはならなかった。

 試合後、新潟によると森保コーチは「選手は最後まで粘り強く戦い、勝ち点3を狙う気持ちをピッチの上で表現してくれたと思います。選手にも勝たせてあげたかったですし、遠くから応援に駆けつけてくれた新潟のサポーターの皆さんにも勝ち点をプレゼントしたかったのですが、及びませんでした」と試合を振り返った。

(文 片岡涼)

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