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愛媛は熊本に競り負け、7位へ後退

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[6.25 J2第18節 熊本2-1愛媛 熊本]

 5戦負けなし(4勝1分)と好調を維持している3位愛媛FCだったがロアッソ熊本に1-2で競り負け、一気に7位へ順位を落とした。一方、FW長沢駿の2得点で勝利した熊本は9位から6位へ浮上した。

 3連勝をめざし、上位に食らいつきたい愛媛だったが前半13分に早くも失点すると、同32分にはDF高杉亮太がPA内でハンドを取られてPKを献上。これを長沢に決められ、2点を追う展開となった。その後は前節の鳥栖戦(2-1)で2得点を決めたFWジョジマールが果敢に攻め込んだ。

 この攻撃が実ったのが後半20分だった。ジョジマールの左クロスにMF齋藤学が左足で合わせて1点を返した。しかし、その後が続かずに試合は終了。1-2での敗戦となってしまった。

 一方、勝利した熊本はエースFWの長沢がPKを含む2発を決めて、チームを勝利に導いた。前半13分、MF武富孝介の左クロスにゴール正面で頭で合わせて先制点。同32分にはPKをゴール左へ冷静に決めてみせた。

 ここ5試合とゴールがなかったため、試合後のテレビインタビューで長沢は「何試合もチームに迷惑をかけているので。まだまだだと思っている。これからもゴールを狙っていきたい」とコメント。チーム最多の5得点を決めているストライカーはさらなる活躍を誓っていた。

(文 片岡涼)

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