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甲府はハーフナー弾も……2戦連続4失点と守備が崩壊

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[6.25 J1第18節 甲府1-4柏 中銀スタ]

 ヴァンフォーレ甲府はまたしても守備が崩壊した。立ち上がりはプレスがはまっていたが、前半29分に柏FW田中順也にミドル弾を浴びると、同34分にはサイドを崩され再び田中に決められた。後半の2失点は柏DFジョルジ・ワグネルのスーパーFKだったとはいえ、2試合連続の4失点で最近3試合で10失点となった。

 今年から就任した三浦俊也監督は、FWハーフナー・マイクを中心とした昨年の甲府の持ち味だった縦に速い迫力満点の攻撃サッカーを変え、守備に重点を置く戦術を敷くが、うまくはまらない。0-2の後半13分に途中出場のMF養父雄仁がDFラインでドリブルしていた近藤直也からボールを奪い、最後はハーフナーが今季7得点目を決めて1点を返したが、あとが続かなかった。

 甲府はこれで2戦連続の4失点で、最近3試合を0-2、0-4、0-4と計10失点で今季最多の3連敗。スポーツニッポンweb版によると、三浦監督は「簡単に2点目を決められたこと、1-2にしてからすぐに1-3にされたことが大きかった」と嘆いたという。順位は16位のままで、あす26日に試合を行う17位の山形と3差と迫っている。

(文 近藤安弘)

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