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京都と横浜FCは1-1の痛み分け、試合後に17歳FW久保と44歳FWカズがユニ交換

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[6.27 J2第18節 京都1-1横浜FC 西京極]

 2連勝中の京都サンガF.C.と3戦負けなし(2勝1分)の横浜FCの一戦は1-1の引き分けに終わった。

 試合が動いたのは後半だった。後半13分、相手陣内中央でFW久保裕也が右サイドのMF内藤洋平へパス。最後は内藤からの縦パスをゴール正面で受けたFW中山博貴がドリブルで持ち込み、右足シュートを決めた。京都が先制に成功した。

 しかし、横浜FCも後半30分、MF藤田優人の右クロスをファーサイドのFW西田剛が頭で中央へ折り返し、これをDF中野洋司が頭で落とすと最後はFWカイオが左足で決め、同点に追いついた。そのまま試合は終了。終わってみればシュート数は、ともに10本。好調なチーム同士の一戦は、勝ち点1を分け合うことになった。

 試合終了の笛が鳴ると、京都の高校2年生、17歳FW久保と44歳のFW三浦知良がユニフォームを交換。クラブによると久保は「カズさんは僕にとって憧れの人。自分からユニフォームをもらいにいきました」と話した。

 3連勝はできなかった京都だが、大木武監督は「勝負は勝たなければなかなか認めてもらえない部分がある。前節、前々節で勝つことができて、今回は引き分けたが、少し課題はあるにしろ、形はよくなっている感じがする」と前を向いた。

(文 片岡涼)

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