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栃木は“天敵”から初勝利ならずも暫定首位に浮上

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[7.2 J2第19節 栃木1-1札幌 栃木グ]

 栃木SCは過去勝利のない“天敵”のコンサドーレ札幌と1-1で引き分けた。2連勝はならなかったが、この日試合のなかった千葉を勝ち点1上回り、暫定首位に立った。

 前半41分、DF那須川将大が左サイドを駆け上がり、角度のない位置から左足を振り抜くと、これが豪快にゴールネットを揺らし、先制点となった。

 その後もチャンスの連続だった。前半42分、MFパウリーニョのラストパスを受けたFWリカルド・ロボが右足で狙うも枠を捉え切れない。後半12分には中央をドリブル突破したパウリーニョがシュート。GKが弾いたボールに再びパウリーニョが詰めたが、シュートは浮かしてしまった。同14分のリカルド・ロボの強烈ミドルもGKが好セーブ。追加点を奪えずにいると、ワンチャンスから同点に追い付かれた。

 札幌は後半30分、左CKのセカンドボールを拾ったMF高木純平が右クロス。PA内左でこぼれ球を拾ったDF河合竜二のシュートをゴール前のFW横野純貴が頭でコースを変え、1-1の同点に追い付いた。

 結局、試合は1-1の痛み分け。栃木はこれで対札幌戦は2分4敗。苦手の相手に勝ち切れなかったが、2試合連続で先発5人を入れ替えるなど連戦を総力戦で乗り切り、7試合連続負けなし(4勝3分)となった。

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