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[女子W杯]日本vsイングランド 試合後のコメント

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[7.5 女子W杯B組 日本0-2イングランド アウクスブルク]

 女子W杯ドイツ大会はグループリーグ第3戦の4試合を行った。既にグループリーグ突破を決めているB組の日本女子代表は、首位通過をかけてイングランド女子代表と対戦。引き分け以上で首位通過が決まる一戦だったが、2失点を喫して、0-2で敗戦となった。B組2位通過の日本は9日に決勝トーナメント1回戦を迎え、A組の1位と戦う。

以下、試合後のテレビインタビュー

佐々木則夫監督
「押し込んでもシュートを打たないと入らない。シュートのタイミングを失うほどのディフェンスではなかったが、我々のシュートチャンスというか、間を失った。もう一歩のところ。カウンターの対応も含め、イングランドの方がこの試合に勝ちたいという思いが結果につながったのではないかと思う」
―前半の失点シーンについては?
「ああいうこともあるけど、このぐらいのゲームなら2点、3点入れられるようにフィニッシュの精度を高めていかないと、これからの欧州勢、フィジカルの高い選手に対しては勝ち切れない。これをいい教訓にして決勝トーナメントを戦っていきたい」
―2位通過となったが?
「これはどうしようもないので。その流れの中でしっかり分析して、選手のコンディションを上げて頑張っていきたい」
―決勝トーナメントに向けては?
「この0-2の敗戦をしっかり学んで、次につなげていきたい」

●MF澤穂希(INAC神戸)
―0-2の敗戦だったが?
「前半からちょっと切り替えが遅くて、相手のペースになってしまった」
―前半は慌てた部分もあった?
「自分たちのミスが多くて、ハーフタイムに監督からすごくゲキを飛ばされた」
―2位通過となったが?
「できれば1位通過でいきたかった。(次の相手は)ドイツとフランスの結果にもよるけど、相手がどこであろうと、決勝トーナメントに行けたことはよかったと思います」
―3試合を通じて選手の成長は感じている?
「まずは決勝トーナメント進出という目標があったので、それはよかったけど、気持ちを切り替えて、決勝トーナメントに向けて修正して頑張りたい」
―決勝トーナメントに向けては?
「厳しい戦いになると思うけど、みんなとしっかり力を合わせて、楽しんでサッカーをやりたいと思います」

●MF阪口夢穂(新潟)
「チームとして勝ちに行った結果、負けてしまったことは残念だけど、次にはつながっているので、ここからまたいい準備をして、準々決勝に向かいたい」
―欧州の大きな選手との対戦だったが?
「スピードだったりキックの距離だったり、今まで戦ってきた相手とは少し違ったので、そういうところで少してこずりました」
―決勝トーナメントに向けていいシミュレーションにもなった?
「そう前向きにとらえていきたいと思います」
―決勝トーナメントに向けては?
「決勝トーナメントはまた欧州勢との戦いになるので、今日の反省を生かしてしっかり戦っていきたい」

●MF宮間あや(岡山湯郷)
「自分たちのサッカーができていなかったので、負けて当然というか、自分たちの力を出すためにもう少し努力が必要だと思う」
―なかなかパスが回らなかったが、要因は?
「落ち着いてもう一度見てみないと分からないところもあるけど、自分も含めて簡単にはたくところとドリブルで仕掛けるところで、いつもの相手と違うスピードの中で判断を誤ってしまったシーンが多かったかなと思う」
―決勝トーナメントに向けては?
「(次の相手は)ドイツかフランスか、どっちが来ても同じだと思うので。自分たちがどういう風に次の試合で自分たちの良さを出すか。もう一度いい準備をしたいと思います」

●FW永里優季(ポツダム)
―なかなかチャンスがつくれなかったが?
「自分としてはチャンスをつくっていたと思います」
―ゴールに結び付けるために足りなかったことは?
「ゴールに結び付くためのプロセスは新しいものもつくれつつあるので、あとは最後、自分がボールを受けたときに1対3とか1対4の状況を多くつくられずに、そこで自分でいくのか、味方を使うのか、そのあたりの判断を極めていきたい」
―コンビネーションは上がってきた?
「相手のスピードによって味方の判断スピードも遅れたり、出し手と受け手の呼吸が合わなかったりする部分が多かったので、そこの部分は修正していきたい」
―決勝トーナメントに向けては?
「グループリーグ3試合を戦って、いい準備ができてきているので、この3試合で経験したものを決勝トーナメントの1回戦ですべて出していけるようにもう一度準備していきたい」

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