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浦和は3戦連続ドローで降格圏と同勝ち点に

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[7.6 J1第3節 山形0-0浦和 NDスタ]

 浦和レッズは5試合ぶりの無得点で3戦連続ドローとなった。太腿痛で欠場したMFマルシオ・リシャルデスに代わってMF山田直輝が2試合ぶりに先発。立ち上がりから試合の主導権は握ったものの、山形の粘り強い守備を攻めあぐね、ゴールが遠かった。

 前半21分、FW田中達也の右足ミドルが初シュート。同33分にはロングフィードをMF原口元気が頭で落とし、PA内でボールキープしたFW原一樹が右足で狙ったが、枠を外れた。後半開始から原に代えてFW高崎寛之を投入するも流れは変えられない。後半28分にFWマゾーラ、同43分にMF梅崎司と攻撃的なカードを次々と切ったが、効果的な崩しはなく、シュート7本に終わった。

 ペトロヴィッチ監督は試合後のインタビューで「今までの中でも内容がよくなかった試合。チャンスもほとんどつくれず、大きなチャンスもなかった」と認め、「山形が守備で堅いブロックをつくることは分かっていた。相手を批判するわけではなく、山形は素晴らしい試合をして、我々から勝ち点1を奪い取ったと思う」と、相手の堅守を称えるしかなかった。勝ち点を1しか上積みできなかった浦和は15位のまま。この日、降格圏の16位甲府が勝ったため、勝ち点14で並ばれ、得失点差で何とか残留圏を確保している状況だ。

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