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京都が劇的FK弾でドローに持ち込む!!栃木は逃げ切れず3位後退

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[7.10 J2第20節 京都1-1栃木 西京極]

 京都サンガF.C.が終了間際の劇的FK弾で栃木SCと1-1で引き分け、連敗を2でストップさせた。一方、首位返り咲きを目指す栃木だったが、逃げ切ることはできず、痛恨のドローで2位から3位へ順位を落とした。

 勝利の立役者となったのは5試合ぶりの先発出場を果たしたFWドゥトラだった。現役高校生のFW久保裕也が週明けに定期試験を控えている影響で欠場。“代役”として先発に抜擢された助っ人FWが起用に応えた。

 劇的な同点弾が生まれたのは試合終了間際のロスタイム2分。PA手前中央からのFKのチャンスにキッカーのFWドゥトラが右足を一閃。相手GKの死角を突いたボールはゴールネットへ突き刺さった。土壇場で京都が同点に追いつき、勝ち点1を手に入れた。

 クラブによると大木武監督は「一言でいえば、悪くないゲームでした。後半に少し押し込まれて、危ない場面があったが、そこをなんとか跳ね返して、最後に同点に追いつけて、非常によかったと思う」と試合を振り返った。

 一方、栃木は前半15分、MF杉本真のパスに抜け出したFW崔根植がPA内から右足シュートを決め、先制に成功。その後も崔が前線で身体を張ってチャンスをつくったが、追加点を奪えなかった。

 後半立ち上がりから崔に代えてFW廣瀬浩二を投入。FWリカルド・ロボと廣瀬が果敢にチャンスをつくるも、シュート精度を欠く。結局、後半ロスタイムにDF大和田真史が相手MFを倒して痛恨のファウル。これで献上したFKを直接沈められ、1-1で引き分けた。

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