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鹿島は今季初の連敗で4戦勝ちなし

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[7.14 J1第4節 名古屋2-1鹿島 豊田ス]

 鹿島アントラーズは開始わずか2分にFW大迫勇也が先制点を決めたが、名古屋に1-2の逆転負けを喫した。今季初の連敗を喫すると4戦連続勝ちなし(2分2敗)で13位から14位へ後退した。

 1-2で敗れた前節の新潟戦から先発4人を変更。MF小笠原満男がボランチの位置で4戦ぶりの先発出場を果たし、MFフェリペ・ガブリエルが8試合ぶり、DF新井場徹が3試合ぶり、大迫が7試合ぶりにスタメンに名を連ねた。

 開始2分、6月11日の山形戦(2-0)以来の出場となった大迫が奮闘をみせた。右クロスをファーサイドのフェリペ・ガブリエルが折り返すと、大迫がこれを頭で叩き込み、先制点を奪った。

 しかし、その後は名古屋に押し込まれる時間が続き、前半35分に失点。セットプレーから最後はFWケネディに決められた。前半を1-1で折り返した。

 後半にはサイドからDF西大伍がチャンスをつくるも、ゴールにはつながらず。後半11分には西の右クロスをファーサイドのFW興梠慎三が落とし、最後はPA内左からMF野沢拓也が左足でシュートを放ったが枠を外れた。得点を奪うことができずに時間が過ぎると、後半34分に右サイドを崩されて、最後はMFブルザノビッチにゴールを決められた。これが決勝点となり、鹿島は1-2の敗戦。今季初の連敗を喫した。

 クラブによるとオズワルド・オリヴェイラ監督は「立ち上がりだけではなく試合を完全にコントロールし、チャンスもあった。しかし、決めるべきところで決められなかったことがこういう不運な終わり方を導いてしまった」と敗戦を悔やんだ。

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