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李ゴールで先制するも広島は名古屋に敗れ、4戦勝ちなし

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[7.23 J1第6節 名古屋3-2広島 瑞穂陸]

 サンフレッチェ広島は名古屋に2-3で競り負け、これで4戦勝ちなし(1分3敗)となった。前節の福岡戦(0-0)で連敗をストップさせていたが、またも黒星。右ひざの治療のため、ここ2戦は不在だったペトロヴィッチ監督が戻り、FW李忠成が3戦ぶりのゴールを決めるも、勝ち点を手にすることはできなかった。

 前半6分、李が右サイドでDF盛田剛平のロングパスを胸トラップ。上手く足元に落ち着けると、PA内へ持ち込んで豪快に左足シュートを決め、先制に成功した。しかし、同15分に早くも失点。左サイドから崩されて、最後はDF田中マルクス闘莉王に決められてしまった。同18分にはDF森脇良太のロングパスに抜け出した李が左サイドからドリブルで仕掛けるが、放ったシュートはサイドネットに外れた。1-1で前半を折り返した。

 4戦ぶりの勝ち点3を手にしようと臨んだ後半だったが、なかなかチャンスをつくることはできず。後半22分、左CKからのボールにニアサイドのMF中島浩司が当たると、痛恨のオウンゴール。1-2に逆転されてしまった。その後、2戦ぶりのゴールを目指すFW佐藤寿人がドリブルで仕掛け、PA内で闘莉王に倒されるも、ノーホイッスル。そのまま試合は続行された。

 後半35分には再びセットプレーから失点。2点差に離された。同41分、中島がPA内でヒールパス。これは相手DFに当たるが、こぼれを拾ったMF青山敏弘がPA外左から右足でミドルシュート。青山の今季初ゴールで意地をみせ、2-3に詰めよった。しかし、その後はシュートを打つこともできずに試合は終了。2-3での敗戦となり、これで4戦勝ちなしとなってしまった。

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