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甲府はダヴィが途中出場も10人の浦和に零封負け

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[7.23 J1第6節 浦和2-0甲府 埼玉]

 ヴァンフォーレ甲府は浦和に0-2の敗戦を喫した。前半12分に相手が一人退場。しかし10人の浦和を崩すことはできず。移籍加入したばかりのFWダヴィが途中出場で甲府デビューを果たしたが、前節のG大阪戦で4得点を挙げた攻撃陣も不発に終わり、4戦ぶりの零封負けを喫した。

 試合後のテレビインタビューで三浦俊也監督は「数的有利なアドバンテージを活かせなかった」と唇を噛んだ。前半12分に早いリスタートから抜け出したFWパウリーニョがGK加藤順大に倒される。このプレーで加藤が一発退場。甲府は数的有利な状況となった。

 しかし、FWハーフナー・マイクとパウリーニョを起点ににゴールを目指したが1点が奪えない。前半29分には右クロスからパウリーニョがシュートを放つも、クロスバー上方へ外れた。その後も右クロスをハーフナーが頭で落とし、パウリーニョがシュートを狙ったが枠を外れた。0-0で前半を折り返した。

 後半に入るとなかなかチャンスをつくることすらできず。10人の相手を前に攻撃陣は沈黙。攻め込まれる時間が続いた。そして後半8分に右サイドから崩され、失点。なんとか追いつこうと、途中出場のMF柏好文がサイドから立て続けにチャンスをつくる。同26分には右クロスを相手DFがクリア。こぼれを拾った柏がシュートを放ったがGKに止められた。

 後半27分にはMF阿部吉朗に代えて、FWダヴィを投入。新助っ人が甲府デビューを果たした。しかし直後の同28分、MF柏木陽介にミドルシュートを沈められ、0-2と差を広げられた。後半38分には左CKからFWダヴィがヘディングシュートを狙うが枠を外れた。結局ゴールを奪えないままに試合は終了。0-2での敗戦となってしまった。

 試合後、三浦監督は「どこかで意表を突くことをしなければいけなかった。1対1で突破したり、ミドルシュートを打ったり、クロスを入れたり。ただパスをつなぐのではなく、そういうプレーが必要」と単調な攻撃に終わった試合を振り返った。

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