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三浦兄弟対決は兄に軍配!!北九州が10人の横浜FCに競り勝つ

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[7.24 J2第22節 横浜FC1-2北九州 ニッパ球]

 三浦兄弟対決は兄に軍配!ギラヴァンツ北九州が10人の横浜FCに2-1で勝利した。北九州の三浦泰年監督と横浜FCのFW三浦知良の“兄弟・直接対決”としても注目された一戦は、終了間際のゴールで北九州が2度目のリードを奪い、勝ち点3を手に入れた。

 終了間際の劇弾が決まったのは、1-1で迎えた後半ロスタイム1分だった。MF森村昂太からのパスを受けたFW林祐征がポストプレー。PA内右でボールキープし、後ろへ流す。これをFW池元友樹が決めた。このゴールが決勝点となり、北九州が2-1の勝利を収めた。

 試合後のテレビインタビューで池元は「いいところに転がってきて決めることができた。古巣戦という特別な気持ちはあったがいつも通りやることを心がけた」と試合を振り返った。

 試合は開始18分、ボールキープしたFWカイオをDF宮本亨が倒してしまうと、このプレーに激昂したカイオが宮元を突き飛ばして、一発退場。北九州は数的有利な状況で試合を進めることになった。そして前半38分、PA内で池元が放ったシュートはDFに当たるが、こぼれを拾った森村がシュートを決めて、先制に成功した。しかし、同42分に失点。その後は10人で引いた相手を崩せずに、時間は過ぎていった。それでも諦めずに攻め込むと、終了間際の池元の劇弾が生まれた。

 三浦泰監督は兄弟対決を勝利で終え、「こうやって楽しみにして見に来てくれたサポーターの人もたくさんいて、サッカーをやっていて良かった」と笑顔をみせた。

 一方、敗れた横浜FCは三浦知が先発出場。開始直後には右クロスに飛び込みヘディングでファーストシュートを放ったが、枠を外れた。前半18分にカイオの退場で流れが変化。その後に失点するも同42分、左CKにFW西田剛が頭で合わせて、同点弾を決めた。なんとか10人でしのいでいたが、最後の最後で悔しい失点。1-2で競り負け、3戦ぶりの黒星を喫した。

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