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[総体]大阪桐蔭がPK戦を制して旭川実業下す

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平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技(秋田)

[7・28 全国高校総体1回戦 旭川実業1-1(PK3-4)大阪桐蔭 西目]

 大阪桐蔭(大阪2)が旭川実業(北海道1)に1-1でもつれ込んだPK戦の末にPK4-3で勝利し、2回戦進出を決めた。あす29日に行われる2回戦では米子北と対戦する。

 開始2分、FW下田速人がPKを冷静に決めて旭川実業が先制に成功する。全国初勝利を目指し、この1点を守りきりたいところだったが、時間とともに足が止まり始めてしまう。相手の裏を狙った攻撃に手を焼き、押し込まれる場面が続く。前半を1-0で折り返したが、後半22分に痛恨の失点。同点に追いつかれた。
 
 旭川実業に待望の同点弾をもたらしたのは、Jクラブも注目のエースストライカーFW田中淳一だった。MF丹羽詩温が左サイドからドリブル突破。ラストパスを受けた田中がシュートを決めて、1-1の同点に追いついた。その後は互いにチャンスをつくるもののスコアは動かない。

 試合は70分間で決着はつかずにPK戦へもつれ込んだ。互いに1人目は決めたが、大阪桐蔭は2人目のDF紀田宰がミス。しかし、旭川実業も3人目のDF大友一就が失敗し、3-3でラスト5人目のキッカーを迎えた。先行の大阪桐蔭はMF中尾元基が冷静に決めると、対する旭川実業はMF石山卓哉が失敗。この瞬間に大阪桐蔭の初戦突破が決定した。

[写真]PK戦で勝利を収めた大阪桐蔭
(写真協力 『高校サッカー年鑑』)


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