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[総体]遠野が水戸商を突き放し、2回戦に駒を進める

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平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技(秋田)

[7・28 全国高校総体1回戦 水戸商1-2遠野 西目]

 2年ぶりの出場校同士の一戦は遠野(岩手)が水戸商(茨城)に2-1で競り勝った。初戦突破を果たした遠野は2回戦で大津(熊本)と対戦する。
 
 開始直後に遠野が相手の出鼻をくじいた。前半2分、MF村上涼介の左CKからのこぼれをDF内澤智貴が決めて、先制に成功。その後は守備を固めて1点を守りにかかった。しかし後半開始わずか2分、水戸商が同点に追いつく。FW塙秀斗のパスからFW人見智徳がシュートを決めて、同点に追いついた。

 しかし粘りをみせた遠野が再び水戸商を突き放した。後半31分、MF藤田和樹が右サイドからスローイン。FW上臺航太に渡し、再び自ら受けると、シュートを放った。このゴールが決勝点となり、遠野が2-1の勝利。終わってみれば、シュート数は6本と水戸商の15本を大きく下回ったが、数少ないチャンスをものにした遠野に軍配が挙がった。

 遠野は東日本大震災の影響で練習グラウンドを使用できない時期もあったが、県予選の準々決勝以降は脅威の粘り強さを発揮。全ての試合で1点差の勝利を上げてきた。予選での勢いを本大会にも上手くつなげ、全国でまずは1勝を勝ち取った。


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