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[総体]“手負い”の静学が東京都市大塩尻に4発快勝、2回戦は屈指の好カードに

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平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技(秋田)

[7・28 全国高校総体1回戦 静岡学園4-0東京都市大塩尻 TDK]

 主力3人を故障で欠く静岡学園(静岡)が東京都市大塩尻(長野)に4-0で快勝し、初戦を突破した。29日に行われる2回戦では昨年度の全国高校選手権王者・滝川二(兵庫)と対戦。2回戦屈指の好カードが実現した。

 “手負い”の静学が4発発進だ。U-17日本代表MF長谷川竜也のほか、DF伊東幸敏、MF秋山一輝の3人が負傷で登録外。ケガ人続出の非常事態にも、サッカー王国・静岡の底力を見せ付けた。

 前半17分、右サイドでMF渡辺隼、DF手塚朋克とパスをつなぎ、手塚の折り返しをFW深瀬健也が右足ダイレクトで合わせ、先制点。伊東に代わって登録された手塚のアシストで幸先良く先制すると、立て続けにゴールをおとし入れた。

 先制から5分後の前半22分、先制点の深瀬のラストパスから渡辺が左足で追加点。さらに同33分、今度は渡辺のパスをFW山本真也が右足ワンタッチで決め、3-0と突き放した。

 前半の被シュートは1本。3点リードで折り返すと、後半25分に途中出場のMF望月瞬がダメ押しの4点目。後半30分には東京都市大塩尻のDF守屋柊杜が2枚目の警告で退場となり、数的優位に立った静岡学園がそのまま逃げ切り、初戦を完封勝利で飾った。

 武蔵工大二時代の05年以来4回目、改称後は初の全国総体出場となった東京都市大塩尻は2年生FW代田勝也を中心にカウンターから好機を狙ったが、なかなか前線にボールがおさまらず、シュート4本の完敗に終わった。

[写真]激しいプレーを見せた両チーム
(写真協力 『高校サッカー年鑑』)


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