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[総体]松山工が怒涛のゴールラッシュで玉野光南に5発大勝

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平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技(秋田)

[7・28 全国高校総体1回戦 松山工5-0玉野光南 TDK]

 松山工(愛媛)が5発大勝で玉野光南(岡山)を下し、2回戦に進出した。29日の2回戦では矢板中央(栃木)と対戦する。

 05年度のベスト8を超えるベスト4を目標に掲げる松山工。プリンスリーグ四国でも9勝1敗で首位タイを走るチームが怒涛のゴールラッシュで初戦を突破した。

 DF宮脇慎二郎、DF山崎航平の両CBからしっかりビルドアップし、チャンスをうかがう。立ち上がりは初戦の緊張からかミスも目立ったが、徐々に司令塔のMF松下佳貴を中心にゴールへ迫っていった。

 そして前半27分、松下の左クロスに宮脇が頭で合わせ、先制点。同30分にはMF重川晃介の左CKをFW城本一志が右足ダイレクトで蹴り込んだ。プリンスリーグ四国で10試合19ゴールを量産しているエースの追加点でリードを広げると、その2分後にもFW久保圭輔の右クロスから重川が決め、3-0で前半を折り返した。

 松山工の勢いは後半に入っても止まらない。後半25分、DF濱田輝彦、重川とつないで右サイドから崩し、最後は重川の折り返しをMF田中太雅が右足ダイレクトでダメ押し点。さらにロスタイムにも松下のこの日2アシスト目となるラストパスから途中出場のFW平本崚二が決め、5-0のゴールラッシュを締めくくった。

 岡山県予選準決勝で作陽を延長戦の末に下すなど、2大会ぶりの全国総体出場を果たした玉野光南。予選ではDF羽崎滉祐を中心にした堅守が光ったが、まさかの5失点を喫し、初戦で姿を消した。

[写真]勝利を収めた松山
(写真協力 『高校サッカー年鑑』)


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