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[総体]新潟明訓が終了間際に劇弾、東久留米総合は悲願の全国1勝ならず

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平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技(秋田)

[7・28 全国高校総体1回戦 新潟明訓1-0東久留米総合 TDK]

 新潟明訓(新潟)が試合終了間際の劇的ゴールで東久留米総合(東京1)に1-0で競り勝った。29日の2回戦では地元・西目(秋田)と対戦する。

 土壇場のゴールで初出場・東久留米総合の夢を打ち砕いた。0-0で迎えた後半32分、左サイドを突破したMF町田拓也の折り返しをDF小原光弘が右足ダイレクトで押し込む。後半24分からMF小島夏輝主将に代わって出場していた小原の値千金の一発が劇的な決勝点になった。

 シュート数は7本対15本。厳しい試合展開となったが、全員が最後まで集中力を切らさず、ここぞという場面で決定力を発揮した。新潟県予選では準決勝・帝京長岡戦、決勝・北越戦と2試合連続のPK戦勝利で全国切符を勝ち取り、続く北信越大会では全国総体に出場する富山一(富山)、金沢桜丘(石川)を下すなど初優勝。「全員守備、全員攻撃」をコンセプトに、小島が「チーム一丸となって戦い、頂点を目指す!」と意気込んでいたとおりの全員サッカーで初戦を突破した。

 一方、MF中村憲剛(川崎F)の母校として知られる前身の久留米高時代を含め、全国初勝利を目指した東久留米総合だったが、最後の決め手を欠き、悔しい惜敗。悲願の全国1勝はまたしてもお預けとなった。

[写真]激しいプレーを見せる両チーム
(写真協力 『高校サッカー年鑑』)


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