beacon

[総体]「失うものは何もない」、10年ぶり出場の武南が青森山田を撃破

このエントリーをはてなブックマークに追加

平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技(秋田)

[7・28 全国高校総体1回戦 青森山田0-1武南 仁賀保]

 10年ぶりの全国総体出場を果たした武南(埼玉)が、09年度全国選手権準優勝の青森山田(青森)を1-0で下し、2回戦に駒を進めた。29日の2回戦では、初戦で野洲(滋賀)を下した神村学園(鹿児島)と激突する。

「失うものは何もない」。10年ぶりの全国総体。全国選手権出場も06年度が最後で、現役選手たちにとっては今大会が高校で初の全国舞台。埼玉を代表する名門は「初戦突破」を目標に東北の雄に挑んだ。

 DF的場京を中心にした堅守からシンプルにゴールを目指す武南は前半34分、MF亀山大樹の左クロスにFW吉光寺俊博が合わせる。前半終了間際の先制点で精神的に優位に立つと、後半も青森山田の反撃を危なげなくかわし、逃げ切った。後半のシュート数は8本対1本。70分間を通じても13本対4本の完勝だった。

 2回戦の相手は神村学園。またしても難敵との対戦となるが、81年度の全国選手権で優勝し、84年、88年の全国総体でも4強入りした“古豪”が今大会の台風の目になるか。

[写真]勝利を収めた武南
(写真協力 『高校サッカー年鑑』)


▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2011

TOP