平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技(秋田)

[7・29 全国高校総体2回戦 立正大淞南3-1丸岡 八橋運動公園陸上競技場]

　昨年度全国選手権4強の立正大淞南(島根)が丸岡(福井)に3-1で快勝し、大会初戦となった2回戦を難なく突破した。30日の3回戦では山梨学院(山梨)と対戦する。

　FW田路大樹、FW林大貴を起点にドリブルとパスを織り交ぜながら攻撃を組み立てる立正大淞南は前半7分、MF椋木健太の左CKに田路が頭で合わせ、先制点。丸岡も同14分に右サイドのFW東裕樹也からパスを受けたFW坂口舜のゴールで追い付いたが、前半終了間際の35分、昨年度の選手権でもレギュラーだったMF稲葉修土が勝ち越しゴールを奪い、立正大淞南が2-1とリードして前半を折り返した。

　後半は立正大淞南が完全にボールを支配。後半7分には再び椋木の左CKから田路がヘディングで追加点を決め、3-1と突き放した。後半の被シュート数はわずか1本。余裕の試合運びで3回戦進出を決めた。

　島根県勢初の4強入りを果たした昨年度の全国選手権からメンバーは大きく変わったが、ドリブル、ショートパスを中心とした中央突破は今年も健在。全国総体では山陰地方初となる日本一を目指し、まずは初戦を突破した。

[写真]2得点の立正大淞南FW田路大樹
(写真協力 『高校サッカー年鑑』)

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