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[総体]小形が3戦5発のハット!!桐蔭学園がかえつ有明に大勝し8強へ

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平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技(秋田)

[7・30 全国高校総体3回戦 桐蔭学園5-1かえつ有明 八橋運動公園球技場]

 桐蔭学園(神奈川)がMF小形聡司のハットトリックなどでかえつ有明(東京)に5-1で大勝し、ベスト8進出を決めた。創部6年目にして初の全国大会出場を果たしたかえつ有明の挑戦はベスト16で終わった。桐蔭学園は8月1日の準々決勝で前橋育英(群馬)と4強入りを懸けて激突する。

 2回戦で前回王者・市立船橋(千葉)をPK戦の末に下した勢いは、一夜明けたこの日も健在だった。小形の“20分間”でのハットトリックで勝負を決めた。前半ロスタイム、MF山田和輝の右CKをDF山本有一がつないで最後は小形がヘディングシュート。1回戦・瀬戸内戦(2-1)、2回戦・市立船橋戦(1-1、PK8-7)に続く小形の3戦連発弾で先制すると、後半は一方的な展開となった。

 後半11分、MF西谷燿のラストパスから小形がこの日2点目となる追加点。さらに同19分にも小形が自らドリブルで持ち込んでゴールを決め、ハットトリックを達成した。これで3戦連発の計5得点。絶好調の背番号8があっという間に試合の行方を決定付けた。

 桐蔭学園は後半26分に山田、同29分には途中出場のFW水島圭喬も加点し5-0。かえつ有明は試合終了間際の後半34分にFW橋村圭太が意地の1点を返すのが精一杯だった。後半のシュート数は桐蔭学園の10本に対し、かえつ有明はわずか2本。圧倒的な力の差を見せ付け、桐蔭学園が準々決勝に駒を進めた。

 過去の最高成績である93年、05年の4強まであと1勝とした桐蔭学園。現3年生は桐蔭学園中時代に全国中学校大会で優勝しているメンバーが中心となっている。ベスト4、さらにその上へ。目標である“中高2冠”へ、桐蔭学園が勢いに乗ってきた。

[写真]ゴール前で競り合う小形(8番)
(写真協力 『高校サッカー年鑑』)


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