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甲府は広島に完敗、攻撃陣不発で公式戦4連敗

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[8.6 J1第20節 甲府0-2広島 中銀スタ]

 ヴァンフォーレ甲府は広島に0-2の敗戦を喫した。ナビスコ杯も含めれば公式戦4連敗。新戦力のFWダヴィがリーグ戦で初先発を果たしたがゴールを奪うことはできず。ここ最近の公式戦4試合のうち、3試合で零封負けと攻撃陣が不調にあえいでいる。

 試合後のテレビインタビューで三浦俊也監督は「自分たちのやっているサッカーは間違いない。前線の選手たちのコンディションも徐々に上がってきている」と力を込めたが、その言葉だけがむなしく響いた。

 今週の練習では3-4-3システムも試したいた甲府だったが、前節とは変わらずに4-4-2システムで試合に臨んだ。リーグ戦では初めてFWハーフナー・マイクとダヴィが2トップを組み、最終ラインでは、新加入のDF金珍圭が初先発し、DFダニエルとCBを務めた。新戦力2人が揃って先発出場を果たしたが1点が奪えず。逆に2失点を喫してしまった。

 前半19分、PA内へ進入してきたFW李忠成がダニエルとDF市川大祐の間へドリブルで仕掛けてきた。これを市川が倒してしまい、PKを献上。李に決められ、0-1と先制を許してしまった。その後はセットプレーからハーフナーがシュートを狙うが最後の精度を欠き、1点が奪えない。

 同29分にはダヴィが右サイドからドリブル突破。パワフルなドリブルで相手DFを蹴散らし、右足シュートを放ったがDFに阻まれ、ゴールを決めることはできない。0-1で前半を折り返した。

 1点を追う後半10分には、右クロスに飛び込んだハーフナーがニアサイドからヘディングシュートを放つが、枠を外れた。そのまま時間は過ぎると後半29分、FW佐藤寿人にループシュートを決められて2点差に突き放された。

 失点直後の後半32分にはDF内山俊彦に代えて、MF柏好文を投入。3-4-3に布陣を変更して、ゴールを目指すがチャンスをつくることもできず。そのまま試合は終了し、公式戦4連敗を喫した。

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