beacon

4戦連続無失点の栃木、暫定2位に

このエントリーをはてなブックマークに追加
[8・6 J2第3節 栃木1-0鳥取 栃木グ]

 4位の栃木SCがガイナーレ鳥取を1-0で下し、暫定2位へ浮上した。

 栃木は前半29分、FWリカルド・ロボの展開から右サイドを駆け上がったMF水沼宏太が中央へシュート性の強烈なクロス。これに走り込んだFWサビアが右足ダイレクトで押し込んだ。先月の加入から出場4試合目のサビアが決めたJ初ゴール。栃木によるとサビアは「(ゴールは)自分自身も待っていたし、、サポーターも待っていたと思う。サポーターに見せることができて良かった。(水沼)宏太からのシュート性のクロスだったが、いいポジションにいたのでゴールできたと思う」と喜んでいた。

 鳥取は後半37分にDF奥山泰裕の左クロスに飛び込んだFW阿部祐大朗のシュートがゴール左ポストを叩く。決定的なチャンスのあった鳥取だったが、10本のシュートも栃木の堅守を破ることはできなかった。栃木の松田浩監督は「ディフェンダー陣は苦しい中で集中が切れそうだというところもあったと思う。危ないシーンもあったが、よく頑張ってくれた。サビアについても素晴らしかったが、ディフェンダー陣の活躍からの無失点は素晴らしいと思う」。

 栃木はこれで4試合連続無失点。この日が100試合目の出場だったGK武田博行は「100試合出場となる試合だったが、特に意識はしていなかった。それよりもホームゲームで勝ち点3を取るためにゼロで抑えようといつも通りに臨んだ。なかなか追加点を奪えない展開で相手に押し込まれる時間帯もあったので、今日は集中力を持続させるのが難しい試合だった。ただ、みんな最後まで身体を張ってプレーしてくれていたので、みんなに感謝したい」とチームメートに感謝していた。

TOP